大英博物館とオペラ座の怪人
前の記事の続きです。
ギリシャの展示区域でこんな彫刻を見つけました。
完全に喉をつぶしにかかっています。ケンタウロスは獰猛ですね。こういった彫刻は胴体は太く残りやすいのですが、首や腕は細いためぽっきりと折れて消失してしまうケースが多いそうです(これらの知識は全て昨日読んでいた『怖い絵』の受け売りです)ちんちんも突起だからかなくなっていますね。人間の方は首を掴まれ腕を亡くしおまけにちんちんもどっかいったという、これぞ満身創痍な状態です。何が言いたいんだ私は。
三時間程歩き回り、ピカデリーサーカス駅へ移動しました。休憩がてらFortnum and Masonの本店へ入ります。ここの内装も素晴らしかった!クリスマスムード一色でした。
本場のアフタヌーンティーを注文。量が多いので今晩の夕飯代わりになりました。
疲れた脚を揉みながら、ミュージカルの開演時間を待ちます。今日はオペラ座の怪人です。このミュージカルも日本にいる間何度もサントラを聞き、本場で観劇できるのを心待ちにしていました。
いよいよ開幕です。
いやー美しかった!生オケ(生のオーケストラ)と共に豪華絢爛な舞台が繰り広げられ。息つく暇もありませんでした。マスカレードは必見だと思います。ファントムもかっこよかったです。アンコール後も少しの間演奏を続けてくれたので、オーケストラボックスまで近寄って拍手する事ができました。素晴らしい劇をありがとうー!
余談ですがお隣がゲイのカップルさんだったので、興奮が倍増しました。(※私は腐女子です)肩をつんとつついたりさりげなく手を握ったりと可愛い仕草がちらちらと目に入り、私は今舞台を見るべきなのかお隣をこっそり覗き見させて頂くべきなのか大変判断に困るシーンが多かったです。特にラウルとクリスティーヌが結ばれるシーンなんかは、散々迷ったあげくお隣ばかり見てました(愛溢れるシーンはスキンシップが増えるため)
幕間にはスパークリングワインを頼み、返りはオペラ座の主題歌を口ずさみながら上機嫌でホテルへ戻りました。