【最終日】ハロッズとシャーロック博物館
今日は最終日でした。とても楽しかったイギリスの旅も今日で最後だと思うと自然とため息がこぼれます。家族や職場へのお土産を買うために、午前中はホテル近くのハロッズに行きました。
昨夜の写真ですがもうクリスマスイルミネーションが輝いています。
ショーウィンドウ。テーマは「クリスマス豪華蒸気機関車」って感じでした。日本のショーウィンドウなんて目じゃないくらいカッコイイですね。
外装も素晴らしいですが、ハロッズは中身も素晴らしいです。フロアごとにテーマがあり、例えば食品ならポンペイを思わせるような壁画、宝石ならクリスタル等、そこにいるだけで楽しい造りになっています。日本のデパートもこうだったらいいのにな。しかしイギリスが素晴らしければ素晴らしいほど、帰りたくないゲージが溜まっていきます。この辺りの私は終始鬱々していました。
嫌だ……
嫌じゃ……
帰りとうない……(※昼食です)
無事に土産を買い、名残惜しくも外へ出ました。飛行機は午後七時に出発なので、足早に次の目的地へ向かいました。
ベイカーストリートです。地下鉄にはシャーロックホームズの物語が。
駅を下りてすぐのところにシャーロック・ホームズ博物館がありました。1階はお土産屋さん(ここがまた可愛い小物でいっぱい)2階が博物館になっています。世界中の人達がここを訪れているようで、お客様ノートには世界各地の人の名前とコメントがありました。
メイドさんもいました。
博物館を後にした後、突然の豪雨に見舞われました。イギリスで何度か雨を体験しましたが、ここまで本格的なのは初めてです。傘を指しながらホテルに戻り、預けていた荷物を受け取りタクシーをチャーターすると、この雨のせいで捕まらないとの事。ホテルの方が「ちょっと通りまで行って野良タクシーを捕まえてきますね」と走ってくださり、とても助かりました。けれど申しわけなかった……!
何とかタクシーを捕まえ、サウズケンジントン駅まで連れて行ったもらったはいいものの、何故か数台の消防車やパトカーが。何が起きているのかわかりませんが、とにかくこの駅はつかえないようです。タクシーの運転手さんが英語で色々説明してくれていますが早口+なまっているためほとんど理解できません。地下鉄に乗れず、このまま空港につかなかったらどうしよう…!という不安に襲われ、心臓がばくばくと音を立てているのがわかりました。
【タクシーのおじさんとの会話】
「参ったな。この駅は●●で●●●だから駄目だ。次の駅は●●●だから、●●●するよ」
「わからん!」
「だから●●●ならピカデリー●●●で空港へ●●だから、●●●●しな。もしお前が●●なら●●●●だけど」
「助けてくれ!」
こんな感じで訳がわからないままひとつ先の駅に下ろされました。よくよく調べてみれば私の行きたい目的地とは違いますが(パティントン駅からヒースローエクスプレスに乗ろうと思っていた)ここからでも各駅停車でースロー空港へ行くことができそうです。ありがたとうタクシーのおじさん。「Help me!」とか叫んでごめんね。
出発一時間前にやっとこさヒースロー空港へ到着。
最後は感慨に耽る暇もありませんでしたが、何とか日本に返ってくる事ができました。
これにてイギリス旅行ブログは終了です。大満足の一週間でした。今度はどこの国へ行こうかな。今から楽しみです。