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No thanks I'm full.

一人旅記録用ブログ備忘録として使用していましたが、YMSに当選したのでイギリスのワーキングホリデー備忘録にします。英語も何もかもさっぱりですが、何とか生きてます。

カジノへ行きました

映画やテレビで見て憧れていたカジノ。まさか突入できる日が来るとは思いもしませんでした。しかも単身で。

シンガポール出発前までにグランドイリュージョンを見てエンターテイメント欲を高め、オンラインカジノブラックジャックバカラを少し練習しました。これでメンタルトレーニングはばっちりです。あとはカジノに赴く衣装の調達のみです。

「よし」という掛け声とともに、ドレッサー奥に眠るルブタンの靴とフェンディのブラックドレスを引っ張り出します。その時ちょうど母が帰宅し、鏡の前で精一杯のポーズをとる私を見つけました。声による一撃。猫が驚き隣の部屋に移動します。その後私はドレスと靴を脱ぎ、ドレッサーの奥にしまい直しました。

 

「借りちゃ駄目でしたか」

「お母さんはいいんだけど、ルブタンとフェンディが『やめて』って」

 

普通に断られるより傷つきました。

仕方がないので手持ちの服と靴を組み合わせ、どうにか体制を整え赴きました。入口でパスポートチェックを終え、いざ入場です。

 

写真禁止なので画像でお伝えできませんが、豪奢。その一言に尽きます。たくさんのルーレット、スロット、テーブル。たくさんのディーラー。そして大勢のカジノ客。深夜だというのに大変な賑わいです。一夜にしてどれほどのお金が動くのでしょうか。緊張しながら音の洪水へ突っ込みました。

ルールを唯一知っているブラックジャックを覗きます。ルートは$25と$50で、$25の方がにぎわっていました。お客さんはインド、中国、アメリカと多国籍です。日本人も大勢いました。

途中参加自由なのでいつでも参戦すればよいのですが、雰囲気に気圧されなかなかエントリーできません。長縄跳びに入るタイミングより難しいです。ちびちび呑んでるウィスキーだけが虚しく減っていきます。

一大決心し「フンハッ」という掛け声とともに席につきました。$25の席につきます。ディーラーは女性でした。チップをベットすると、さくさくと手際よくカードを並べていきます。ぉぉお。これが体験できただけでも感動です。

「ヒット」や「スタンド」は声に出すのではなく、ジェスチャーやテーブルを軽くたたいて表現していました。いやあそれにしても心臓に悪い。チップが増えるたびに鼓動がなり、減ればカードを持つ手が震えました。五千円以下のルートでこれです。何十万単位で勝負するギャンブラーの肝っ玉の強さが信じられません。

結局五千円ほど負けて引かれた蛙のような声を出し、その場を後にしました。

 

ルートの高いテーブルには人だかりができ、時折歓声が聞こえてきました。大量のチップを紙幣に変換したり、カードにキスや折り目をつけるお客さんがいたりと、どこを見ても飽きませんでした。また機会があれば参加したいです。