おせち作ります その3
○肉巻きごぼう
子どもの頃から大好きなおせち料理の一つです。材料はこちら。
牛肉、柔らかく煮たごぼうを叩いたもの、たこ糸
ゴボウを牛肉で巻き、更にたこ糸でぐるぐる巻きにします。ていうかこのたこ糸、どう考えても料理用のものじゃなさそうですが、それは大丈夫ですか?このたこ糸5年くらい前からずっと牛肉巻き専用みたいな顔で正月セットに入ってますが、アイデンティティとかいいんですか?
巻いたら鍋に敷き詰め、醤油と砂糖とみりん(…)で味を整えて完成です。盛り付けのさいはたこ糸を外し、金太郎飴のように切って並べます。
○鶏団子
正式名称がわかりません。材料は鶏のひき肉、片栗粉、うずらの卵です。卵は茹でて皮をむいておきます。
鶏肉は片栗粉とまぜて団子にします。その後SSM(醤油砂糖みりん)で味付け、団子と卵を合わせて串刺しにして完成です。
この辺りから割烹着の首元ゴム部分がかゆくなり、しきりにビヨビヨしていました。
○栗きんとん
そろそろラストスパートです。さっきから肩で息しっ放しです。材料はさつまいも、栗のシロップ漬け、梔子の実(色付け用)、ありったけの砂糖です。さつまいもは皮をむき柔らかくなるまで煮まくります。その後取り出し、ザルと木べらでこしていきます。
これが大変
ミキサーでゴリゴリやりたいのですが、粒子が荒くなってしまうせいで食べた時の口あたりがよくありません。さつまいもを木べらでつぶしていく作業は正直しんどく1べら(なんの単位だ)ごとに「へぇ」 「べへぇ」と声が出ます。
完了後は梔子の実を水にといた液体を入れ、鮮やかな黄色を作り出します。その後大鍋にさつまいも、信じられない量の砂糖、栗のシロップだけを入れ、ぐつぐつと煮ます。この時の沸騰して飛んでくる餡が死ぬほど熱い。腕も痒いし首も痒い。おまけに餡にまで優しくしてもらえない。この辺りが一番しんどかったです。
材料が混ざり終えとろとろになったら栗を投入し、火から下ろします。冷めると固まるので、あまり煮詰めすぎない方がいいかもしれません。
疲れました。続きます。